毎回、金曜日の配信を心がけているメールニュースですが、
今回は金曜日も部局別書面審査があり、その情報も踏まえての配信で土曜日の配信となりました。
開催中の9月定例会では、最も重要な議題である「令和3年度事業の決算審査」を行っています。
今月6日の「総括説明」を皮切りに、27日の「総括質疑」まで14部局に分けて、昨年度1兆円を超えた事業決算の審査です。
昨日は、部局別の最後となる農林水産部の書面審査を行いました。
各部局の審査の様子は、録画やライブ配信で府議会のホームページ(以下にアドレス)でご覧になれます。
今回号では特にお役に立ちそうな話題を報告します。
来週から委員会は、2日間をかけ、3班に分かれて府内全域へ現地での執行状況の調査に出向きます。
コロナ対策などで拡充された事業費が効率的に執行されているか審査し、また、あわせてその効果を確認した上で、来年度の予算編成に向けた提案を行っていきたいと思っています。
なお、8月26日号で紹介をしました「ソーラーカーポート補助金(最大500万円)」の募集が開始されていますので、下記のホームページでご確認ください。

【京都府未利用地活用再生可能エネルギー導入促進事業補助金 ホームページ】
https://www.pref.kyoto.jp/energy/miriyouti.html


【京都府議会インターネット中継アドレス】
https://gikai.congress-streamsp.jp/KyotoPrefGikai/

【書面審査での質問】健康増進に“探検ウォーキング事業『ある古(こ)っ都(と)』”
14日の「健康福祉部」への書面審査で健康増進のための施策について伺いました。
健康増進のためには、まずは「歩くこと」が基本ですが、健康対策課では、「働き盛り世代」や「健康無関心層といわれる方々」がウォーキング等の健康づくりに継続的に取組むためのきっかけをつくることを目的として、スマホのウォーキングアプリ「Aruku&」(無料)を活用した“ウォーキング事業『ある古っ都」”を実施し、ウォーキングの機会が増加したかを検証しています。
昨年度は、府内4市町において実施され、令和元年度の検証では一人あたり平均歩数の変化は毎日約1,400歩増加(約15分間の歩行相当)したとの確認がされています。
今年度からは、府下全域を対象とし“探検ウォーキング事業『ある古っ都』“として展開されています。
11月末までのイベントですが、参加者にはカタログギフトや電子マネーがもらえるなどの特典もあります。
コロナ禍においても、ひとり、一人の免疫力が感染拡大の大きな抑止力になったと聞いています。
積極的に階段を利用し、ひと駅前から歩くなど、日ごろの暮らしの中で意識して「歩くこと」を取り入れ、自ら健康な暮らしを手に入れましょう。

【きょうと探検ウォーキング事業「ある古っ都」 ホームページ】
https://www.pref.kyoto.jp/kentai/news/2022arukotto_kaisai.html

【書面審査での質問】「京都の顔 鴨川」を更に美しく『京の魅力向上パートナーシップ事業』の活用を
17日の「建設交通部」への書面審査で「鴨川のポイ捨てゴミ対策」の取組状況について伺いました。
今月の初めには河川課が中心となって地元団体や京都市、中京警察署も加入される協議会の会議が初開催され、京都府と河川や公園美化への協働をしていただける地域団体が協定を結ぶ『京の魅力向上パートナーシップ事業』を開始されました。
この協定を結んだ団体には、賠償責任保険や障害保険への加入、用具や資材の貸与と支給、回収物の処分や広報への支援などを京都土木事務所から行っていただけます。
コロナ禍前のようなゴミ散乱を防ぐため、多くの地域団体と本協定が結ばれ、「京都の顔 鴨川」を更に美しくなるように
府民皆で力を合わせて取り組んでいきましょう!

【京都土木事務所 ホームページ】
https://www.pref.kyoto.jp/kyotodoboku/

環境に優しく経済活性化が図れる『ひろがる京の木整備事業』の活用を
今年の2月定例会で議員提案された「京都府府内産木材の利用等の促進に関する条例」が、今月より全面施行されています。
18日(火)に府内産木材の利用促進施策の実施状況を伺いに京都林務事務所を訪ね、住宅や商業施設、福祉施設等の建材として府内産木材を利用した場合、府内産木材の購入費を補助する『ひろがる京の木整備事業(住宅用・非住宅用)』の実施状況を伺いました。
本事業は、先の条例施行で今年度からは更に拡充をされています。住宅用の支援は、購入費に対する補助率が10~50%以内です。
非住宅用では、購入費に対する補助率が20~30%以内で、補助金の合計は1申請あたり1000万円を上限としています。
拡大された補助率の加算対象などの詳細は下記のホームページでご確認ください。
建材として地域産木材を使うことは、運搬に掛かるCO2の排出を抑え、適正な森林管理が進められ、地域経済を活性化させるとともに、風倒木や土砂流出の防止など治山効果を生み出します。
環境に優しく経済活性化を図れる補助制度ですので、是非とも下記の資料をご覧の上で活用してみてください。

【ひろがる京の木整備事業 ホームページ】
https://www.pref.kyoto.jp/rinmu/hirogarukyonokiseibijigyo.html

ひろがる京の木整備事業(住宅版)       同(非住宅版)

仲間林務事務所長と