五月晴れの爽やかで気持ちの良い日には、思わず外に出掛けたくなります。
そんな時、近くで名所、旧跡が気軽に楽しめたり、
鴨川や御所でのジョギングや散歩が手軽にできる幸せを感じています。
さて、沖縄では今年も例年より早く5月4日に梅雨入りしました。
近畿地方も同じく早め予想の6月3日頃であり、地球温暖化の影響ともいわれていますが、
これからの大雨にも「備えあれば憂いなし」ですから、
事前の情報収集と自分でできる対策の準備を今のうちから始めましょう。

●5月臨時府議会が閉会しました

13日から18日まで、臨時府議会が開かれ、コロナ対策の強化や不安定な国際情勢から
府民の暮らしを守る13億8900万円の例年行われない補正予算を可決しました。
医療体制の充実・強化や原材料の高騰にあえぐ中小事業者への緊急支援など時機を逃さない予算だと思っています。
今年度、私は農商工観光常任委員会(副委員長)と府民の安心・安全な暮らしに関する特別委員会(委員)となりました。
アフターコロナを見据えた商工・観光分野の更なる振興と安心・安全な街づくりにしっかりと取り組んで参ります。

【令和4年度5月補正予算案】
https://www.pref.kyoto.jp/yosan/documents/0405flip.pdf

●水害に備えましょう

冒頭で述べたとおり来月の初めには「梅雨入り」が予想されています。
梅雨の初めには思わず大雨になり、水害になることもあります。
中京区でも鴨川や天神川、堀川からの洪水、浸水が想定されており、
その内容がわかる「水害ハザードマップ」が公表されています。
昨年(令和3年5月)に改定された最新版で自宅周辺の水害発生リスクを確認し、
あわせて、次のような「備え」も怠りなく準備しましょう。


<必要最小限の「備え」>
1.懐中電灯、携帯用ラジオなどの非常用品の準備、点検
2.安全な避難経路、避難場所を確認
3.家族との連絡手段を確認

【京都市上京区・中京区水害ハザードマップ(地図)】
https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/cmsfiles/contents/0000000/143/02kamigyou_nakagyou.pdf
【京都市上京区・中京区水害ハザードマップ(情報)】
https://www.bousai.city.kyoto.lg.jp/cmsfiles/contents/0000000/143/02kamigyou_nakagyoujoho.pdf

●みんなが安心して暮らせる街へ

皆さんは歩行者用信号で「ピヨピヨ」、「カッコー」の音が、視覚障害者のために流れているのをご存知だと思います。
しかし、夜間はこれらの音が周辺住民の方々への「騒音」となることから停止され、
視覚障害者の方々は安全な歩行横断に不安を感じておられました。
その様な中、一昨年度に中京区身体障害者団体連合会様から
「視覚障害者も安全に横断できる歩行者用信号設置の要望」を受けて府警に相談したところ、
近年開発されたスマホで信号の色を通知してくれる「信GO」システムの活用はどうかとの提案があり、
中京区を中心に試験導入していただきました。
堀川蛸薬師交差点での説明会で「頼りになりそうだ」との声があり、
これからも誰もが安心して、安全に活動できる街づくりの必要性を改めて感じました。
京都新聞(5月7日朝刊)