今週17日(祝・月)、祇園祭前半の前祭(さきまつり)ハイライトである山鉾巡行と神幸祭が4年ぶりに完全復活しました。
その日の最高気温はなんと37.7℃を記録、体温を超える猛暑日にもかかわらず国内外から多くの観衆にお越しいただき、
1席40万円や10万円するプレミアム観覧席も初登場しました。
ポストコロナの景気の良い話題ですね。個人的にもさあ前を向いて進もうという気持ちにもなります。
来週24日(月)には後(あと)祭(まつり)と還幸祭が行われ、今月末まで続く疫病退散を祈る祇園祭で街も人も景気もヒートアップ。
みなさん、暑い夏を乗り切りましょう。
インバウンドをめぐっては京都でも急増し、「市民生活に影響が出ている」など批判もありました。
「おもてなし」とは何かをあらためて見つめ直しつつ、コロナ禍前と比較してインバウンドの受入態勢や
オーバーツーリズム対策が良くなったと感じていただけるよう、府市協調で様々な施策を展開していきます。室町御池・菊水鉾(渡辺邦子先生ご提供) 三条木屋町・中御座(KBS京都 ニュース報道)

● 観光業界を支援する『京都府観光連盟』がDMO登録で更に進化します
国内旅行やインバウンドの回復により活気を取り戻しつつある京都の観光業界を
『(公財)京都府観光連盟(府庁2号館3階:田中誠二会長)』が支援しています。
この度、更なる業界支援の方策として今秋の観光庁による
DMO(Destination Marketing/Management Organizationの略で、「観光地域づくり法人」)登録を目指しています。
この登録により現在でも下記ホームページのような人材育成をはじめとする様々なサポートを行っていますが、
更に進化してDX化や担い手不足への対応などで頭を悩ます事業者を幅広く支援してもらえますので、
業界関係者のみならずDMO登録に期待しましょう!

【京都観光アカデミー ホームページ】
観光業に従事、もしくは目指す方を応援する情報サイト
https://kyoto-kankou-academy.jp/

【京都府観光経営セミナー ホームページ】
観光関連事業を発展させる人材の育成講座(8月開講、有料、若干名受付)
https://kbrc.jp/tourism/

【京都観光おもてなし人材育成セミナー ホームページ】
観光関連事業所従業員を対象とした研修(9月開講、無料、昨日から受付開始)
https://www.kyoto-kankou.or.jp/news/?id=1864

● 府庁旧本館で歴史や文化を肌で感じるカフェ「salon de 1904(イチキュウゼロヨン)」がオープンします
来週26日(水)、国の重要文化財である京都府庁旧本館南東角にカフェ「salon de 1904」がオープンしますが、
これに先立ち昨日内覧に伺いました。
レトロ調の館内は落ち着いた雰囲気で、楽しいひと時を過ごせそうです。
文化庁が霞が関から府庁そばに移転し、これに伴う府庁敷地内の整備を一定終えたのを機に開設されました。
にぎわいづくりや憩いの場の創出につなげるための文化財活用の一環で、
設置運営はプロポーザルで選出されたご地元の前田珈琲が担われます。
府庁へお越しの折には、「salon de 1904」に是非一度立ち寄ってみてはいかがでしょう。
歴史や文化を肌で感じることができると思います。営業は平日の午前8時から午後5時まで、当面は府庁の駐車場利用可です。同僚議員の宮下(左)・大澤(右)府議とともに店内で

【府庁旧本館のカフェの開設について 西脇知事記者発表動画約2分】
https://www.youtube.com/watch?v=nGXcQspeAic

● タイパ時代の申子。府立図書館の電子書籍・オーディオブックが人気です
京都府立図書館ではDX化を進めており、手軽に時間の効率よく読書(聴書)してもらえるように
電子書籍(約3000点)とオーディオブック(約7000点)があります。
その利用については、オンラインで簡単に申請することができ、電子書籍とオーディオブックの利用だけに限れば
図書カードの発行も不必要で、オンライン上で手続きが完結できます。
(但し、新規IDの発効には少し時間を要しますのでご注意ください)
われわれの世代は、読書と言えば単行本に文庫本。
紙の手触りを感じながら1頁、1頁読み進んだものですが、今や電子書籍の時代であります。
中高年世代には少し戸惑いもあるでしょうが、タイパ(タイムパフォーマンス)時代の申子を活用されてみてはいかがでしょう。
読書は豊かな人生のこやしになります。図書館に出かける手間も省け、もちろん利用料は無料、わたしも利用者です!
【京都府立図書館ebook ホームページ】
https://www.library.pref.kyoto.jp/ebook